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ゴルフ肩(スイングショルダー)の根本原因と改善

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WPゴルフ肩プロの選手に限らず、ゴルフ好きにとっても、飛距離を伸ばしたいとか、より上手くなることは切に願うところです。

 

足しげく練習場にも通い、この姿勢で、このタイミングでといった風に研究熱心に取り組んでこそ、その成果は得られるものと思います。

 

ところが熱心な余り、つい無理をしてしまうのが人の常です。

 

 

 

さて、ゴルフ肩(スイングショルダー)は、その名のとおり、ゴルフのスイングに起因するトラブルです。

 

ゴルフ肩(スイングショルダー)の特徴と症状

 

・プレーや練習後に、肩甲骨の内側に痛みを感じる。
・プレーや練習後に、首周辺が重くなったり痛んだりする。
・利き手と逆の肩が下がっている(右打ちなら左肩 左打ちなら右肩)
・肩から腕にかけての痛みや痺れを感じる
・股関節が硬いので腰が回転が悪い。
・肩の可動域が狭く感じることがある。

ゴルフ肩(スイングショルダー)は、テークバックに起因するトラブルです。

 

動きに沿って説明すると(例えば右打ちのひとの場合)

 

(1)スイングの開始(テークバック)
  徐々に左の肩甲骨や肩についている筋肉が前に巻き込まれる(引き伸ばされる)

 

(2)トップからインパクト
  引き伸ばされた筋肉がスイングの始動と共に収縮を始めます。
  このとき伸張から収縮へと急激な負荷を受けることになります。
  ※また、スイング時に頭を動かさないようにするため、上半身に対して首のねじれは強くなります。

 

(3)インパクトからフォロー
  筋肉は更に収縮。 

 

「引き伸ばされた状態から急速に収縮」という大きな負荷が、筋肉や関節へダメージを与えることになり、ゴルフ肩(スイングショルダー)は引き起こされます。

 

ゴルフをやる人が増える分、ゴルフ肩「スイングショルダー」を訴える人も増加の傾向にあるようです。

 

では、ゴルフをする人はみんなゴルフ肩になってしまうかというと、そうでもありません。「正しいスイング」をしていれば、肩の痛みは起こらないのです。

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正しいスイングとは、「体の軸が安定し、腰の回転がスムーズで、左右対称の動きをしている」ということです。

 

多くの人が、腰の回転が上手く出来ないために、肩を必要以上に動かしてしまい、その結果、筋肉が痛んでしまいます。

 

さらに、「ゴルフは左右対称の動きをするのが理想」なのですが、左右がアンバランスな動きは当然に、片方の筋肉に負担がかかります。

 

ゴルフ肩の人の特徴である、肩甲骨の可動域が左右で違うというのは、この「スイングが左右均等に出来ていない」ということに起因するものです。

 

体の姿勢、もしくはバランスということから考えると、体にゆがみのある人は、左右均等な動きができません。
たとえば、猫背の人は、肩が前に巻き込んでいるために、肩の可動域が狭く、本来のスイングができません。

 

身体的なバランスの悪さ、すなわち歪みがある中で、ただ単に理想的なスイングスタイルに無理やり体を合わせようとすると、かえってこのことがゴルフ肩のリスクを高めてしまいます。
(スイングフォームを変えてから痛みを感じる方が多いのはこのためです)

 

ゴルフ肩は、正しいスイングでない動きをし続けることで、肩等に余計な負荷がかかり、それが痛みや腫れ、だるさといった障害をもたらします。

 

要するに、ゴルフ肩(スイングショルダー)根本的な原因は「身体の軸」の崩れにあるということです。
身体の軸が崩れると構造や運動のバランスも崩れ、無理な状態でのスイングになります。

 

大事なことは、身体の軸を整え、それぞれの関節をより正常な可動域で動かすことです。
 
⇒痛みに邪魔されない体に変えて、スコアアップ&飛距離アップ

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