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腰痛からの開放で、人生が変わる|腰痛とは

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慢性的な腰痛からの開放は、人生が変わるということ


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腰は体の中心部分です。

私達の日常生活の中でも腰を動かす動作はとても頻度が高くなります。
実は、寝るときでさえも布団と接するので、痛みがあるときは安らぐことができず、睡眠にも影響を及ぼします。

 

あることを本気になってやる。真剣に取り組むことを「本腰を入れる」とか「腰を据える」とか言いますが、

腰が痛いと、何事にも”腰が引けて”しまいます。

 

腰痛を抱えているいるということは、あなたが持っている実力を発揮できないままに生きていくことになりかねません。
何かにつけて「この腰通がなければ……」という場面が多いということです。
まさしく”肝心要”です。

 

その意味からも慢性的な腰痛からの開放は、人生が変わるということと言っていいでしょう。

腰痛とは

 

腰痛は症状であって、腰痛という病名はありません。
腰のどの部分を傷めているかにより、症状名が付きます。

 

骨盤系の腰痛:慢性腰痛、ぎっくり腰、腰部筋筋膜症
腰椎系の腰痛:椎間板症、椎間板ヘルニア、椎間分離症、脊椎すべり症、腰椎変形症
複合型の腰痛:坐骨神経痛

 

※坐骨神経痛はその病態により骨盤系の異常でも腰痛系の異常でも出ることがあることから複合型に分けられます。 

 

急性腰痛と慢性腰痛

 

痛みが続く期間の長さによって「急性腰痛」と「慢性腰痛」の2種類に分けられます。

 

急性腰痛(ぎっくり腰)

 
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重いものを持ち上げようとした時などに「ギクッ」として腰に激痛が走るぎっくり腰などがその代表例です。
突然に「強い痛み」や「動けなくなるほどの強烈な痛み」に襲われます。
特徴としては、痛みのきっかけが明確にわかることです。

 

急性腰痛は、痛み自体は激しくても、安静を続けていれば、時間の経過とともに症状は和らいでいきます。
特別に病院で治療を受けなくともだいたい1週間程度で楽になり、長くても1ヶ月もすれば急性腰痛の9割は完治するといわれています。

 

※急性腰痛では、激痛があってもX線(レントゲン)などの画像検査では、腰の骨や椎間板、神経などに明らかな異常が見られないことが多いです。これを「非特異的腰痛」といいます。

また、痛み以外に深刻な症状が現れることも少ないため、あまり心配のない腰痛です。
とはいえ、腰に負担をかける生活が改善されないと度々繰り返す場合も多いです。

そして、再発を繰り返すことで症状は重くなっていき、椎間板ヘルニアなどを併発することもあるので十分注意することです。
もし1ヶ月以上経っても症状が改善しなかったり、痛み以外の症状が見られるようなら、早めに整形外科で診断を受けるべきです。

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慢性腰痛

 
慢性腰痛は、腰の違和感・不快感・鈍痛が長くしつこく続くことが多く、何もせずに自然に治ることはほとんどありません。
定義としては、腰の痛みが3ヶ月以上(6ヶ月以上とも)続くものをいいます。

何をきっかけに、いつ痛みが始まったのか正確に言えないことが多く、気づくと腰痛になっていたという感じです。
(激しい急性腰痛をこじらせて慢性腰痛に移行するケースもあります)

 

慢性腰痛では、ただ安静にしていれば自然に治る確率は極めて低く、科学的根拠に基づいた治療が必要となります。

 

慢性腰痛は「腰椎の病気・障害」や「精神的ストレス」が原因であることが多いとされます。

 

 慢性腰痛を生じる腰椎の障害
  椎間板症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症、

  変形性腰椎症、脊椎側弯症、骨粗しょう症など

 

 慢性腰痛を生じる腰椎の病気
  腰の骨に細菌が感染する病気や、骨にできる腫瘍などです。
  放置すると骨や軟骨が破壊されてしまいます。
  化膿性脊椎炎、脊椎カリエス、脊髄腫瘍・脊椎腫瘍など

 

※「急性腰痛」の多くが非特異的腰痛ですが、「慢性腰痛」にも原因が分からないものがあります。
詳しい原因は不明だが、神経のどこかに障害が起きている神経性の痛みと思われる場合は「坐骨神経痛」と診断され、筋肉や骨などの神経以外の組織に原因があると思われれば「腰痛症」と診断されます。
 

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